クリニック事業の土地活用法にはいくつかのパターンがあります。

設備を整えたり、開設する医師や医療法人への多額の投資が必要となります。

土地活用法に悩んでいる方必見!クリニック誘致とは

土地活用法の1つとして、クリニックを誘致するという方法も考えられます。よく歯科クリニックはコンビニの数より多いなんて揶揄されることがありますが、診療科によってはニーズが大きい科目もあります。また、クリニック数やドクターの数は地域差が多く、高齢者がたくさん住んでいるのに病院の数が足りず、常に待合室が満杯であったり、医師不足が懸念されている小児科や産婦人科がなかったりという状況もあります。最近では生活習慣病を患う人も多く、夜間や土日も実施してくれる人工透析のクリニックへのニーズも高まっています。土地所有者としても、その土地周辺に詳しい方は、クリニック数がそもそも足りないとか、こんなクリニックがあったらいいのにというニーズはお持ちと思います。

もっともクリニックの開設にあたっては、数億円もする医療設備を整えたり、高額なリース料を支払ったり、施設内部の設備などを整える必要があり、開設する医師や医療法人にも多額の投資が必要となります。そのため、市場性がないと、そう簡単には来てくれません。ただクリニックが不足しているから来てほしいでは、無理なところもあります。それはお互いの事業性の問題なので、仕方ないといえるでしょう。

では、クリニックの土地活用法で望まれる立地は、どういうものでしょうか。新興住宅地などで人口は増えているが、周辺にはまだ医療機関がないケース、幹線道路沿いのアクセスがいい土地、駅の近くやバス停留所の近くの土地、公共施設や学校、大型スーパーや商業施設など地域住民が集まる場所に隣接する土地、駐車場や駐輪場を確保できる広さがある土地、医療設備を整え診療スペースがしっかり確保できる土地です。これらの幾つかの要素を併せ持った土地がベストです。

クリニック事業の土地活用法は、医療機関側の長期一括借り上げにより、土地所有者には医療分野やクリニック経営の知識は全く必要ありません。信頼のおける地域に根差す志のあるドクターや医療機関をしっかり選定できるかどうかが、ポイントになります。せっかく土地を貸すわけですから、地域住民からこのクリニックができて助かった、良かったと喜んでもらえるクリニックを誘致したいものです。

クリニック事業の土地活用法には幾つかパターンが考えられます。土地を貸して、医療機関や医師が思い通りのクリニックを自己費用で建てるケース、土地所有者がクリニックの建物も建て、土地と建物を丸ごと1つのクリニックに貸すケース、土地所有者が土地とビルを建て、クリニックモールとして複数のクリニックにテナントとして入ってもらうケースです。いずれの土地活用法がいいかは、期待する収益や、地域の医療ニーズ、どのようなクリニックの誘致可能性があるのか等から、不動産会社の提案を元に検討しましょう。